絵本沼

絵本『魔女リナと猫』

作:千田佳代 / 絵:長谷川淳 / 翻案:吉田進み矢
発行:集文社
発売日:2024年10月18日(金)

内容

主人公は今から800年ほど前にフランスに生まれた、魔法が苦手な魔女のリナ。魔女は800年生き、お供の魔ネコは80年生きます。リナと魔ネコのナイルが日本に来るまでの話と、日本に来てからの話、そして最後の一か月の話を、静かに、時にコミカルに、鮮やかな絵とともに紡ぎます。

著者の言葉

これまでの人生、小説を書き、俳句を詠んできました。いつかは絵本をつくりたいと思っていました
女ひとりで猫と暮らし、90歳を過ぎて、人生を振り返った時、この先を楽しく生きるにはと考え、魔女リナと猫の物語に込めました。(千田佳代)

著者プロフィール

千田佳代

せんだ,かよ

作家。1930年東京生まれ。明治大学文学部卒。長らく音楽関係の出版社に勤め、同人活動にも携わる。小説に『猫ヲ祭ル』(作品社/2009年/第6回小島信夫文学賞受賞)、『五月の花を』(同/2012年)、評伝に『森澄雄の背中』(ウエップ/2016年/杉賞受賞)、句集に『樹下』(みみづく書院)など。


長谷川淳

はせがわ,じゅん

画家、デザイナー。1941年東京生まれ。挿絵に『ポンタ先生とドクター・コーン』(作:西野陽子/国土社/1987年)、『ポンタ先生とヒポポナース』(同/1989年)など。


吉田進み矢

よしだ,すすみや

図書館司書、絵本史研究家。長らく出版業界に携わり、各所で絵本評論を展開(HP「絵本沼」)。

みなさまへ

  • 読者のみなさまへ
    ・ぜひ、お近くの書店でお買い求めください。
    ・本文はひらがなとカタカナのみで構成し、子どもは普通に楽しめて、大人はカタルシスに浸れる、すべての方が楽しめる内容です。
    ・また、物語の中には、ひとりの女性が人生を振り返った時に、見えてきたものも込められています。
    ・リズムのよい文章で判型も大きく(A4サイズ)、読み聞かせにも向いています。
  • 書店様、販売店様の方へ
    ・トーハンさん、日販さんなどの出版取次や、子どもの文化普及協会さんなどで仕入れることができます。ぜひ、販売をご検討ください。
    ⇒出版社への注文用紙はこちらからダウンロードできます。
  • 図書館様の方へ
    ・つくりは児童書で、「別置E」が付くと思われますので、ぜひ、児童書コーナーでの蔵書をご検討ください。

詳細

タイトル魔女リナと猫
千田佳代
長谷川淳
翻案吉田進み矢
発行集文社
判型A4
頁数32ページ
本体価格1,400円(税込1,540円)
ISBN978-4-7851-0341-5 C8793
発売日2024年10月18日(金)

本書に関するお問い合わせ

仕入・販売について:集文社(info@shubunsha.net)
内容・取材について:絵本沼(info@ehonnuma.com)

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